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【MSDE 2000 Release-A インストール】
 
 

 
 
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MSDE 2000 Release-A インストール
 
MSDE 2000 インストール:0005]
MSDE 2000 を新規にインストールするときは、MSDE 2000 Release-A からインストールをするべきですか?
MSDE2000 データベースサーバーを、新規にインストールする場合は、特別な理由が無い限り、MSDE2000 Release-A のファイルからインストールするのではなく、MSDE2000 Service Pack 4 (SP4) からインストールするようにしてください。

最新のサービスパックでは、MSDE2000 の新規インストール機能が提供されております。

MSDE2000 SP4 新規インスタンスのインストール(SP4 Readme文書)

技術情報:MSDE2000 SP4 インストール

技術情報:MSDE2000 SP4 新規インスタンス インストール プログラム

(注意)MSDE2000 SP4 からMSDE2000 をインストールする場合でも、本文書で書かれている内容を理解していなければいけません。

 
 
MSDE 2000 インストール:0006]
MSDE 2000 Release-A と、MSDE 2000 SP4 からインストールされた MSDE 2000 は、何が違いますか?
MSDE2000 の、バージョン番号が違います。

MSDE2000 Release-A のMSDE2000は、Service Pack 3a (SP3a) が適用されたものです。

MSDE2000 SP4 から、新しくインストールされた MSDE2000 は、Service Pack 4 (SP4) が適用されたものです。

最新のサービスパック 4 が適用されたMSDE2000 を新しくインストールして使いましょう。

 
 

 

 
MSDE 2000 インストール:0010]
MSDE 2000 Release-A をインストールするためにダウンロードした、JPN_MSDE2000A.exe ファイルは、どこに保存しますか?
MSDE 2000 Release-A をインストールするために入手したこのファイルは、適当なフォルダを作成し、その中に保存してください。自己展開ファイルになっています。

インストールのために入手したこのファイルを実行してください。

MSDE 2000 Release-A をインストールするために必要なファイルが、作成したフォルダの中に展開されます。

MSDE 2000 Release-A は、マイクロソフト社のホームページから無償でダウンロードすることができます。

MSDE 2000 Release-A の入手先は、ここです
 
 
MSDE 2000 インストール:0020]
Access 2002を持っています。その中に、MSDE 2000 が含まれています。そのMSDE 2000 を使って、インストールしてはいけないですか?
MSDE 2000 と MSDE 2000 Release-A の製品の違いがわかりません。
MSDE 2000 と MSDE 2000 Release-A の違いは、SQL Slammer と呼ばれるSQL Server 2000 / MSDE 2000 に感染するワームウィルスに対する、修正が含まれているかどうかの違いです。Access 2002に付属するMSDE 2000 は、Slammerワームに感染します。MSDE 2000 Release-A は、Slammerワームに対する修正が施されています。

Access 2002 に付属する MSDE 2000 をインストールすると、バージョン番号 8.00.194 の MSDE 2000 が、インストールされます。
MSDE 2000 Release-A をインストールすると、バージョン番号 8.00.760 の MSDE 2000 がインストールされます。
できる限り新しいMSDE 2000 をインストールしてください。

なお、古いMSDE 2000 をインストールしている場合は、SQL Server 2000 SP3(サービスパック3)以降のサービスパックをインストールすれば、Slammer ワームを防ぐことができます。

2005年8月現在、SQL Server 2000 SP4 が、リリースされています。このSP4を、インストールしてください。
マイクロソフト社のSP4のページから、MSDE 2000 にインストールするSP4が入手できます

 
 
MSDE 2000 インストール:0030]
JPN_MSDE2000A.exe ファイルの実行過程を教えてください
このファイルを実行すると、MSDE 2000 Release-A をインストールするためのファイルが展開されます。
次のような画面が表示されます。

(1)使用許諾契約書の表示
(2)ファイルの展開先フォルダの指定
(3)正常に、ファイルが展開されました
C:\MSDERelA に展開されるファイルの大きさは、約66MBです

 
 
MSDE 2000 インストール:0040]
展開されたファイルから、どのようにすれば、MSDE 2000のインストールができますか?
[スタート]メニューの[ファイル名を指定して実行]に、以下のコマンドを入力して、OKボタンを押して、インストールを実行してください。

C:\MSDERelA\setup.exe SECURITYMODE=SQL SAPWD="saログインに付けるパスワード文字列" DISABLENETWORKPROTOCOLS=0 /L*v C:\MSDERelA\MSDELog.log

 
 
MSDE 2000 インストール:0050]
MSDE 2000 Release-A のインストール状況を表示するダイアログボックスが終わりの方で消えました。大丈夫ですか?
MSDE 2000 Release-A のインストール状況を表示するダイアログボックスが表示されます。

スライダーの表示位置が一番右側に達したかどうかわからないうちに、このダイアログボックスが画面から消えます。
これが、MSDE 2000 Release-A のインストールの正常な終わり方です。

普通のアプリケーションのインストールでは、「インストールが終了しました」と表示が出ます。しかしMSDE 2000のインストールでは、何も表示がありません。少々不安になりますが、ご安心下さい。

 
 
MSDE 2000 インストール:0060]
MSDE 2000 Release-A が、正常にインストールできたかどうか不安です。確認する方法はありますか?
MSDE 2000 Release-A のインストール過程が、詳細なログファイルとして残されています。

詳細ログを作成するためのインストールオプションスイッチが、

/L*v C:\MSDERelA\MSDELog.log

です。

C:\MSDERelA\MSDELog.logのテキストファイルを、メモ帳で開いてください。
このファイルの一番最後を表示してください。

Microsoft SQL Server Desktop Engine -- インストールは正常に終了しました。

このような表示が書かれていれば、MSDE 2000 Release-A のインストールは大丈夫です。

 
 
MSDE 2000 インストール:0070]
MSDE 2000 Release-A をインストールするときの、細かなオプションスイッチの説明は、どこに書かれていますか?
インストール用ファイルを展開した中に、
C:\MSDERelA\ReadmeMSDE2000A.htm
というファイルがあります。その中に説明があります。

インターネットのここでも参照できます。

 
 
MSDE 2000 インストール:0080]
MSDE 2000 Release-A のインストールが終わりましたが、MSDE 2000 Release-A のプログラムメニューがありません。
一般的なアプリケーションのインストールが終わると、そのアプリケーションに関係するプログラムを起動するためのショートカットメニューや、ツールなどを起動するショートカットメニューが、多数作成されます。

ところが、MSDE 2000 Release-A の場合は、

「スタート」−「プログラム」−「スタートアップ」

の中に、
「サービス マネージャ」

のショートカットメニューが作成されますが、これ以外のメニューは作成されません。

サービス マネージャを使用して、MSDE 2000 Release-A のデータベースサービスの開始と停止の制御を行ないます。

 
 
MSDE 2000 インストール:0090]
サービス マネージャ 以外のMSDE 2000 Release-A 関連のコマンドは何も無いのですか?
コマンドとしてインストールされます。
よく使用するコマンドには、以下のものがあります。

【サーバー ネットワーク ユーティリティ】
  C:\Program Files\Microsoft SQL Server\80\Tools\Binn\SVRNETCN.exe

【クライアント ネットワーク ユーティリティ】
  C:\WINDOWS\system32\cliconfg.exe

【コマンドライン専用 クエリ(SQL文)実行 ユーティリティ(通称、OSQLコマンド)】
  C:\Program Files\Microsoft SQL Server\80\Tools\Binn\OSQL.EXE

その他にもいくつかコマンドがあります。

エクスプローラーで、
  C:\Program Files\Microsoft SQL Server\80\COM
  C:\Program Files\Microsoft SQL Server\80\Tools\Binn
  C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\Binn
のフォルダの中を見てください。

 
 
MSDE 2000 インストール:0100]
MSDE 2000のヘルプファイルがありません。ヘルプファイルはありませんか?
MSDE 2000 用のヘルプファイルは存在しません。
そのかわり、SQL Server 2000のヘルプファイルを入手してください。

このヘルプファイルは、『 Books Online 』と呼ばれます。

マイクロソフト社の ここから ダウンロードできます。

 
 
MSDE 2000 インストール:0110]
MSDE 2000 のデータベースサービスが、正しく動いているか確認する方法はありますか?
MSDE 2000 Release-A のインストールが正常に終われば大丈夫です。ただインストール直後の動作確認は行ないましょう。

サービス マネージャ を起動させて、データベースサービスを開始させてください。

次に、コマンドプロンプトを立ち上げて、次のような命令を入力してください。

拡大表示します
OSQLクエリ実行コマンドを起動してください
-Uスイッチは、ログインユーザ名を表します
-Pスイッチは、パスワードです。
MSDE 2000をインストールしたときに指定した、saログインのパスワードを与えます。

1> と表示が現れたら、MSDE 2000にログインしたことになります。
何か適当なSQL文を入力し、リターンキーを押します。

例えば、現在時刻を取得する、GETDATE()関数を実行します。

SELECT GETDATE() 
で、現在時刻の表示ができます。
この例のSELECT文は特殊な使い方で、関数の値を表示するという意味です。

2> GO
GOは、SQL文をデータベースサーバーに投入して、その実行を開始させる命令です。
この GO は、SQL文の命令ではありません。OSQLコマンドがGOの入力を検出して、その合図で、SQL文をデータベースサーバーに投入します。

時刻が表示されたら、MSDE 2000は正しく動いています。

QUIT命令で、OSQLコマンドを終了させます。

 

MSDE 2000 Release-A インストールの注意事項
 
MSDE 2000 インストールチェック:0010]
MSDE 2000 Release-A をインストールしたら、緑色のスライダーの表示が、右側から左方向に消灯しながら逆戻りして、とうとう一番左に来て終わってしまいました。そして、通常では、C:\Program Files\Microsoft SQL Server にファイルがインストールされるはずなのに、何もインストールされませんでした。どのような現象が起きたのでしょうか?
インストール時に指定した、インストールログファイルの中の、13385行付近に、次のような記述がありませんか?

 InstallSQLAgentSecurity failed (サーバー名,LocalSystem,87).
 アクション終了 23:17:07 : InstallFinalize。 戻り値 3。

このようなエラーメッセージが出力された場合、インストール作業を行なったコンピュータ上の、「サーバーサービス(サービス名:lanmanserver)」が稼働中(動作中)でないときに、インストール作業を行なったことが考えられます。

拡大表示します

MSDE 2000 Release-A のインストールでは、サーバーサービスが実行中でなければいけません。このサービスを必ず実行してください。実行していることを確認してから、インストール作業を行なってください。

[参考:マイクロソフトサポート情報]

Server サービスが実行されていないと MSDE 2000 をインストールできない

Microsoft Data Engine をインストールできない場合の確認事項

 
 

 
 
 
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