MSDE FunClub 現在までのアクセスカウント数 最終更新日 : 2000/03/25
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modelデータベースのデータベースオプション値を変更
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 Office-2000に付属するMSDEをインストールしたときのmodelデータベースのデータベースオプション値は次の状態となっています。

MSDEのmodelデータベースオプション状態
【MSDEのmodelデータベース】

 

 一方、SQLServer7.0をインストールしたときのmodelデータベースのデータベースオプション値は次の状態となっています。

SQL7のmodelデータベースオプション状態
【SQLServer7のmodelデータベース】

 

Select Into/Bulk Copy
チェックポイント時のログ切り捨て
自動圧縮

のデータベースオプションが、MSDEのmodelデータベースに付いています。

 CREATE DATABASE命令によってデータベースを新規に作成すると、modelデータベースの内容がコピーされます。データベースオプション値もコピーされます。

 このためMSDEデータベースサーバーでデータベースを新規に作成すると、これらのオプション値がコピーされることにより、トランザクションログファイルがデータベースの復元処理では使われない運用となります。

 そこで、MSDEのmodelデータベースのオプション値を、SQLServer7のmodelデータベースと同じにしましょう。次のストアドプロシージャを実行してください。

exec sp_dboption 'model' , 'select into/bulkcopy' , 'FALSE'
exec sp_dboption 'model' , 'trunc. log on chkpt.' , 'FALSE'
exec sp_dboption 'model' , 'autoshrink' , 'FALSE'
 


・ストアドプロシージャの実行方法

 Accessプロジェクトで、新しいストアドプロシージャを作成してください。
 次のようなプログラムを入力します。

modelデータベースのチェック印を外すためのストアドプロシージャの作成

 このようなストアドプロシージャを作成し、保存します。
 Accessプロジェクトのストアドプロシージャの実行ボタンを押してください。

 MSDEのmodelデータベースオプションの状態が、SQLServer7のmodelデータベースオプションとまったく同じ状態になります。

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(株)日本技術ソフト開発 責任編集:堀川 明
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