Date: Sat, 16 Feb 2002 14:50:28 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、こんにちは
-----Original Message-----
From: 位高節雄 [mailto:who@example.ne.jp]
Sent: Friday, February 15, 2002 7:22 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:00073] MSDEの基本的使い方を教えてください。
>SQLサーバー(MSDE)の基本的な使い方(というか発想)が
>分かっていないのです。
データベースサーバー製品を初めて使われるのでしょうか?
Accessのファイル共有型MDBアプリケーションとクライアント
サーバーモデル(C/S)の違いも、混乱されているのでしょうか?
MSDEに慣れるまでは、Accessプロジェクトからいろいろ体験
されるのがよいと思います
または伝統に従って、クライアント側はOSQLコマンドを使って
SQL文を投入しながらデータベースサーバーを理解するのが
一番確実な勉強になります。
勉強するのに時間は必要ですが、
SQL Server7.0 MSDE 完全トレーニングテキスト 上
http://www2.gihyo.co.jp/books/bookinfo.asp?ID=4-7741-0965-7
http://www.horikawa.ne.jp/msde/gihyo/index.html
は、SQL文を使いながら、SQLServer(MSDE)を学習します。
データベースサーバーは、SQL言語が基本になっています。
ぜひ、SQL言語を覚えて下さい。
AccessでもJet-SQL言語を使ってクエリを作った経験はありますか?
その経験があれば、自信になります
Jet-SQL言語の知識を生かすことが出来ます
>1.ACCESSの時の削除クエリー、更新クエリーを使った一括のデータ操
>作は通常はやらないと思っていいのでしょうか?
MSDEになっても、データ操作の基本は変わりません。
一括操作(レコードセット操作)は大事なことです。
ただMSDEのクエリは、SQL文が基本となっています。
Accessのレコード選択クエリは、MSDEでは『ビュー』表といいます。
Accessの更新系クエリは、『ストアドプロシージャ』または『バッチ』で作りま
す。
バッチは、SQL文で作られたプログラムのことです。
>2.フォーム(とクエリー)を使ってデータの更新や入力は通常はやらないも
>のなのでしょうか?
Accessプロジェクトを使えば、連結フォームを作ることが出来ます
そのフォームを使って、レコード更新を行なうことができます。
>3.クエリーだとフィールド名と計算式を一度に定義できるのですが、
>MSDEだとできないようです。
SQL文では計算列という定義があります。
これを使います。
ビュー表の中に、計算列を入れることができます。
>4.クエリーやテーブルを結合することでデータの選択、抽出がACCESS
>ではできてしまいますが、これはMSDEではやらないんですね?
Accessのように、結合命令が用意されています。
SQL01_08からSQL01_15までのプログラムが結合を行なっています
http://www.horikawa.ne.jp/msde/gihyo/sec01.html
>5.テーブルからフォームの内容により選択(抽出?)された結果としてのレ
>コードを抜き出す(ストアドプロシジャを使うのかな?)のは当然できるんで
>すよね? (これは調べるだけのような気もします。)
ビュー表やストアドプロシージャを使います
>といったあたりで、ACCESSからMSDEへの移行の入り口で基本的発
>想の転換ができなくて困っています。
> このあたりに関してのいい入門書などはありますでしょうか?
従来のAccessのGUI開発スタイルをそのままMSDEに置き換えようとして
悩んでいるのではないでしょうか?
確かにAccessプロジェクトを使えば、ある程度はGUI形式で作業を進める
ことはできます。
しかしSQL文の知識や、データベースサーバーに関する理解も要求されます。
AccessユーザのためのSQLServer(MSDE) Client/Server入門
http://www.sqlpassj.org/begin/series/default.asp
Access2000 ADP
http://www.shoeisha.com/book/hp/pc/office/Access/index.html
などを参照ください。
また、
『Accessユーザのための、Transact-SQLプログラミング徹底実習』
http://www.shoeisha.com/event/semi/course/course2/2access.html
のようなセミナーも開催しております(書籍上巻を使います)。
MSDEに対するちょっとした理解のきっかけをつかめば、大丈夫だと
思います。
頑張って下さい。
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(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
02月16日(土曜日) 14時49分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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