Date: Mon, 04 Feb 2002 12:43:27 +0900
From: 丸山 宏徳 <who@example.ne.jp>
丸山です。
> Database の設計の基本として、第一から第三の「正規化」
> という考え方があります。私の場合、たぶん、第一正規化は
> すでに行っていると思います。しかし、第二、第三の正規化は
> デ−タ構造が複雑になるだけで、害あって益無しと私は見ています。
> 大容量の HDD や Memory が安価に手に入り、
> CPU の処理能力も飛躍的に高まっている現時点では
> デ−タ構造を Simple なものにしておくことを選択した方が
> メンテのことを考えると、遙にメリットが大きいと判断しています。
申し訳ありませんが、そのお考えには賛成いたしかねます。大容量ストレージや
メモリ、高速なCPUが利用できるようになったからこそ、可能な限りの正規化を
行わなければならないと考えています。少なくとも、中〜大規模開発においては、
それがメンテナンス効率を高める非常に重要な手法の一つです。
パフォーマンスその他の明確な理由がある場合に限って正規化を崩す場合もある、
ということは承知していますが、設計段階ではまず、完全な正規化を行ってから
「どんな理由で正規化を崩さなければならないのか」という、いわばトップダウ
ンによる非正規化を図っていくことをお勧めいたします。
丸山 宏徳
E-Mail:who@example.ne.jp
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