Date: Mon, 15 Jan 2007 13:24:25 +0900
From: who@example.co.jp
堀川様
ありがとうございました。
バッチとGOの概念がわかりました。
又、今回はストアドプロシージャの実行方法も
間違っていたようです。
ストアドプロシージャ(今回のSP_RENAME)をバッチ処理内の
先頭で実行させる場合はEXECが省略可能のようですが、
バッチ処理の先頭以外で実行する場合は省略不可のようでした。
【動作する例】
SP_RENAME TEMP, TEST
SELECT * FROM TEST
GO
【動作しない例(エラーとなる)】
SELECT * FROM TEST
SP_RENAME TEST, TEST
GO
そのため
> INSERT INTO 命令
> IF @@ERROR = 0
> SP_RENAME テーブル
> go
としてもエラーとなってしまい、悩んでいたのですが、
正解の記述方法は
INSERT INTO 命令
IF @@ERROR = 0
EXEC SP_RENAME 旧テーブル名,新テーブル名
GO
でこちらの希望通りの動きをしてくれました。
ありがとうございました。
> 堀川です
>
> @@ERROR命令は、最後に実行したTransact-SQL命令の実行結果を
> 表しますが、この最後とは、@@ERRORの値を取得する直前の命令と
> 考えて下さい。
>
> @@ERRORが、バッチ処理の一番最初に実行されているので、その
> 直前の命令は、存在しません。
>
> バッチとは、データベースサーバー側で実行される、Transact-SQL
> プログラムの塊のことです。
>
> このプログラムの塊単位で、データベースサーバー側でコンパイルされ、
> 実行されます。
>
> Transact-SQLの中で宣言された(DECLARE命令)変数は、バッチの中で
> 有効ですが、これは、コンパイルとその実行単位が異なる他のバッチとは
> 独立しているという意味です。
> 逆に言えば、バッチ間で変数の値を受け渡すことはできません。
>
> Goとは、OSQLコマンドなどに対して、バッチの区切りを表す命令です。
> Goが入力されたら、それまで入力されたプログラムをバッチ処理単位として
> データベースサーバーに送信して、その実行を依頼します。
>
> バッチとか、Goとか、なかなか理解しにくい概念ですが、SQLServerの
> Transact-SQLの基本概念となっています。
>
>
> INSERT INTO 命令
> (省略)
> go
>
> IF @@ERROR = 0
> (省略)
> go
>
>
> 上記のように、バッチを区切るのではなく、
>
> INSERT INTO 命令
> IF @@ERROR = 0
> (省略)
> go
>
> のように、同一バッチにします。
>
>
> どこでバッチを区切るかどうかは、プログラムの読みやすさ、サーバーに対する
> コンパイル負荷や実行最適化等などを考えて区切りますが、一般的には、
> バッチ先頭にどうしても記述しなければいけない特別な命令(CREATE PROCなど)
> を実行しない限りは、同一バッチにします。
>
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