Date: Sat, 19 Jan 2002 14:56:06 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、こんにちは
-----Original Message-----
From: Tadashi Nakamura [mailto:who@example.com]
Sent: Saturday, January 19, 2002 5:13 AM
To: ML MSDE beg
Subject: [ml-msde-beg:00018] 実機展開と開発環境
>要するに、開発環境と実働環境はIP Address から、
>Database の名前から全て違っています。
これが、根本的な問題だったと思います
IPアドレスが違うのは当たり前ですが、データベースの
名前まで分けたのは、失敗だったでしょう
>IP Address の違いは、開発機にもう1枚 Network Card の乗せて
>IP Address を振ってやればいいのではないでしょうか?
そのようなことはしません。
Webベースのシステムの場合、プログラムの中にホスト名
(またはIPアドレス)を持つか持たないかによって違ってきます。
できる限りホスト名やIPアドレスを埋め込まないように工夫します。
もし埋め込まなければいけない場合は、簡単に変えられるようにします。
IISなどでは、セッション変数などに入れておくとか。。。。
>要するに、開発環境では (local) としていることを
>実行環境では 192.168.0.*** としています。
名前(ホスト名)にしておいた方がよかったと思います
『クライアントネットワークユーティリティ』を使えば接続先サーバー
のIPアドレスを簡単に変えることができます。
>Database を丸ごと Copy するには、どうやればいいのでしょうか?
Backup database文で、完全バックアップを実行すれば良いのでは?
>( Alias でもいいです ) USE DB と USE DB2 の違いを吸収
>したいのです。
USE DB と USE DB2 の違いを吸収する方法ですか?
このデータベースの名前は、変数などで与えることはできません。
よく行なう方法は、SQL文の文字列を作成して実行するということは
あります。
SELECT @DBNAME = 'Sample'
SELECT @SQL = 'Use ' + @DBNAME + CHAR(13) + CHAR(10) +
'SELECT * FROM TABLE'
EXECUTE @SQL
こんな感じで、Use命令で接続するデータベースを変数で与えることが
出来ます。
ただこの方法は非常に効率が悪いので、できる限り避けるべきです。
開発環境でテストしたものを、実機に移動させることはよくあります。
そのとき、開発環境用のデータベースをスクリプト(T-SQL)によって
作成することが大事です。
データベースや、テーブル、ビューやストアドプロシージャなど、
あらゆるものを、スクリプトで作成しましょう。
Enterprise ManagerのGUI操作を、スクリプトで表現します。
そうすれば、そのスクリプトを別の場所で実行すれば、開発環境と
同じ環境がすぐに構築できます。
あとは、実際のデータをインポートするだけ。
もちろんデータベースのバックアップコピーを移動しても構いません。
いろいろな方法がありますので、試してください。
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(株)日本技術ソフト開発 堀川 明
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
01月19日(土曜日) 14時55分記
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