Date: Fri, 10 Mar 2006 18:28:31 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、今晩は
-----Original Message-----
From: Kohichiroh Ohta [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Friday, March 10, 2006 5:25 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01792] Re: データベースの運用やその他について( RE:
Re: プライマリファイルグループがいっぱい)
>> 最初にユーティリティを使用して設定を行わなければ、
>> RAIDコントローラに接続されたハードディスクは
>> Windows側からは見えません。
>ということがWindwosServer2003の入門書にありました。
一般的には、RAIDボードのセットアップBIOSを立ち上げて
RAIDに組み込むDISKやRAID-1や5の定義を行ないます
それを行なった後に、Windowsのインストールを始めます。
代表的なRAIDボードの場合は、Windowsのインストーラーが
ボードを認識して、ドライバを組み込んで、OSをRAID上に
インストールしてくれます。
Windowsのインストーラーが認識しなくても、RAIDボードに
付属するドライバディスクFDをインストール中に挿入して
認識させます。
>SCSI:219.6GB(73.2GB×3)のディスクが内蔵されているようなのですが
>私が最初にWindowsで確保できる最大のディスク容量をフォーマットしたところ
>その容量は8GB+128GBの合計136GBでした。
>なぜ219.6GBでないのだろうと不思議に思っていましたが
>これはRAID-5がすでに働いていたという可能性が高くないでしょうか?
このような質問が出るということは、RAIDは、初めてのようですね
初めて使うRAIDコントローラー(チップ)の場合は、RAIDセットアップBIOSを
立ち上げて、RAIDを組み直したり、削除したり、リビルドをやったりと、
十分にその使い方を覚えてから、実際のOSのインストールに入ります。
このような基本操作を覚えないと、RAIDのディスクがDEADになった場合などの
復旧作業ができません。
メーカ出荷時に、RAIDボードが組み込んであり、Windowsもインストール済み
であれば、RAID上にWindowsがインストールされていると思います
ただ普通は、サーバーマシンが届いたときに、RAIDの組み直しをしたりします。
ディスクを増設しても、その要求通りのセットアップをメーカーが作業しない
場合があります。
例えば、保守契約をしないお客様であれば、RAID-5でディスクを3本使う
のではなく、RAID-1(2本)にして、残り1本を待機用にしたりします。
お客様の利用状況に合わせた、最適な環境にしなければいけません。
また、RAIDを使用しているということは、定期的にRAID−DISKの
整合性検査を行なわないといけません。
このようなメンテナンス作業に慣れていない場合は、RAIDの
使用は、逆に危険です。
NECのサーバーですから、NECのハードウェア保守に加入していますか?
http://www.express.nec.co.jp/howto/price/sv/0601sv_esp.pdf
RAIDのディスクは、時々、DEADになりますので、自分で秋葉原等に
購入に出向くのは大変です
NECの保守サービスに電話すると、DISKを持って来て、リビルド作業を
してくれます。
私の顧客先でも、NECのExpressサーバーを使っていますが、DEADに
なる前のソフトエラーを検出した段階で、すぐに、DISK交換をしています。
重要なデータベースを運用しているのであれば、RAIDのメンテナンスは
必ずやりましょう
------------------------------------
Epata-IT/日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
03月10日(金曜日) 18時24分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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