Date: Tue, 7 Mar 2006 16:41:55 +0900
From: "Kohichiroh Ohta" <who@example.co.jp>
いつもお世話になっております。太田です。
堀川先生、返信ありがとうございます。
バックアップに対する考え方が少なからず変わりました。
> 様々な業者が、多くのメニュープランを提供していますので、費用も
> 安いものから高いものまで、いろいろあります。
> 「ハウジング」で検索すると、いろいろな業者が見つかります。
検索であがってきたサイトをいくつか見てみました。
結構、いいお値段するようですね。
私が担当しているお客様には厳しいかもしれません。
しかし事務所が壊れることを想定するのだったらこれがベストですよね。
> もともとデータベースサーバーは、TCP/IPで接続できますから、データベース
> サーバー本体のメンテナンスでは、Enterprise Managerなどが使えれば
> 問題ありません。
なるほど、そうですよね。
> Windows Server 2003による無償ASP.NETホスティングサービス
> http://europe.webmatrixhosting.net/japan/default.aspx
> #上記のサーバーに接続して、
> # select name from master.dbo.sysdatabases
> #を実行すると、共用しているデータベース名がわかります。
> # また、
> # select name from master.dbo.syslogins
> #を実行すると、ログイン名がすべてわかります。
> #password列は、セキュリティ権限が無いので、表示できません。
> #ログイン名がわかるので、総当り攻撃は可能です。
> #一般ログイン者は、tempdbをパンクさせることもできます。
> # 上記サーバーの各種セキュリティの設定状態を、一般ログイン権限で
> # 許可される範囲内で、いろいろ調べることをオススメします。
> # 勉強になります。
> #上記を使って遊ぶとわかりますが、SQL Server 2000 で
> # 共用サービスを提供するのは難しいことだと思います
SQL Server 2000 での共用サービスは
容易にサービスを混乱させられると言うことですね。
ちょっと興味があるので試してみたいです。
ただ、私はIISの知識がないので無理なのでは思うのですが
今後、勉強したら遊んでみます。
> RAID等のHDD交換でも、コネクタを外した直後に30秒数えるのは
> DISKの円盤の回転が止まるまで待つようにするためです。
> USB接続のハードディスクも同様に、電源が切れても、少々待つのが
> よいと思います
まったく意識していませんでした。
お客様にも説明して、気をつけてもらうようにします。
> 素晴らしいのは、MSDE2000でも、トランザクションログ管理を有効化する
> ことによって、データファイルが破壊されても、確実に復旧できることが
> 良いですね。
> これが復旧モードが、「シンプルだけ(ログの切捨て)」しか提供されなかったら
> あまりオススメできないですが、それでも、1トランザクション管理は行います。
> Accessで、
> delete from table where 〜
> を実行中に電源断等の障害が発生したらほんとに困りますが、MSDE2000は
> deleteする前の状態に戻されるので、良いですね
> この辺の信頼性が、データベースサーバーとしての役割だと思います。
こういうお話を聞くと納得できます。
やはり苦労してJetからMSDEにしておいてよかったです。
ただトランザクションログについてなのですが
実は最初はフルモードにしていたのですが
時々トランザクションログファイルがいっぱいになってしまって
かえって業務に支障をきたす場面があったので
今はシンプルモードにしてしまっています。
この問題は、まず毎日のバックアップを
ジョブを登録することで自動化し
そのジョブのトランザクションログのバックアップ部分で
ログを切捨てる設定にしていれば解決しますよね。
> 勘違いが起きるのは、
> 「データファイル(*.mdfや*.ndfファイル)の破壊」
> から、データベースを壊れる直前まで復旧することが可能ということであり、
> 「トランザクションログファイル(*.ldf)の破壊」
> から、データベースを復旧することはできません。
> ですから、トランザクションログファイルは、何が起きても、壊れちゃ
> いけないのです。
> その性質から、トランザクションログファイルは、RAID-1など、ハードウェア
> 装置によって、ミラーリングされるようなところに作成しておくことが大事です。
すみません、ハードウェアについてあまり詳しくないのですが
運用中のサーバーの仕様書にディスクアレイコントローラというのがあるようです。
これはRAIDのことでしょうか?
> それが守られれば、例えば、私はまだ使ったことが無いのですが
> http://www.gigabyte.co.jp/nippon/i-ram/iram-m.html
> ギガバイトのこのRAMの中に、MSDE2000のデータファイルを入れておく
> という手法も考えられます
これは斬新ですね。
バッテリーが付いていて不揮発性なんですね。
バスの制約を受けないタイプのものが出て
パフォーマンスが高ければ活用できそうですよね。
> どこまでの被害であれば、どのような事前対策をしておく必要があるのかを
> 設計し備えておく必要があります。
> 発生する障害ごとに、事前の準備作業と、復旧手順を、表にまとめておくと
> 慌てずに済みます
正直に言いますと、そのような設計はやったことがありません。
ただ「いつ壊れるか分からない」という認識があるのなら
当然やっておくべきことだと思います。
この表を見てみたいですが、無理ですか?
> 業務を2日間も止められないと言うのであれば、予備機を購入しておく
> 必要があります。
> このような起こり得る障害とその影響などについて、システム管理者が、
> 事前に会社に正しく説明し、了解をもらっているかどうかだと思います。
非常に重要なことだと思います。
もしも障害が発生してしまった場合は
もちろん、可能な限りの復旧作業を行うつもりですが
どこか「壊れたんだから仕方ないじゃない」で
事後承諾してもらうという考えが、正直ありました。
反省して、事前に説明しておきたい思います。
> ただ現実は、なかなか予算を取ってくれないので、DBA管理者としては、
> 厳しい毎日を送ることがありますが、その場合でも、バックアップだけは
> こまめに実行したいのですが、サーバーに負荷が掛かって出来ないときは
> 誰が責任を取ってくれるのか???
予算を付けてくれなかった側の責任?
DBA管理者としては、そういう訳にはいかないですよね。
厳しいですね。
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