Date: Tue, 28 Feb 2006 17:46:51 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です
-----Original Message-----
From: Kohichiroh Ohta [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Tuesday, February 28, 2006 4:00 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01779] Re: プライマリファイルグループがいっぱい
ご報告を感謝します。
MSDE や SQLServer は、信頼性の高いデータベースエンジンですが、
データ量が多くなれば、当然、パフォーマンスは低下するのはしかたありません。
ですから、運用開始前に、十分な検討(物理設計)が必要になりますが、
なかなか、それができないのが現実かもしれませんね。
事実、そんなにデータ量が多くなければ、1個のデータファイルだけで、
満足が得られることが多々あります。
ですから、運用中にデータベースの物理構造を、徐々に変更して
行くことになりますが、SQL文では、1つの命令では実行できないので、
面倒だと思います(Enterprise Managerを使うことになる)。
最初から将来的なデータ量を予想して、物理設計を行なうのが肝心だと
言うことになります。
データベースの運用では、バックアップが大事です。
ハードディスクがいつ壊れてもいいように、バックアップはしっかり
実行して下さい。
データベースのバックアップとリカバリの克服
http://www.sqlpassj.org/tokushu/backup/01.aspx
でも書きましたが、全体バックアップ命令を実行している間のマシン負荷が
業務に影響を与えないのであれば、全体バックアップ命令を頻度良く
実行して下さい。
また、同じ場所に書き込み保存するのではなく、マシンにハードディスクを
複数台接続して、
午前10時のバックアップは、DISK-Aに書き込み
午後 0時のバックアップは、DISK-Bに書き込み
午後 2時のバックアップは、DISK-Cに書き込み
のように、書き込み先を振り分けておくと、DISKが知らずに壊れていたと
いうような事態でも、被害を最小限に食い止めることが可能になります。
最近は、USB接続のDISKが容易に使えますので、セキュリティ上の
配慮がされてあれば、このようなデバイスを活用するのも、良いかもしれません。
また、Windows2003のシャドウコピー機能も併用すると便利です。
シャドウコピーを実行する前に、データベースサービスを止める面倒はありますが、
最大64世代管理ができますので、データベースの物理ファイルを64日分持つと
いうようなことも可能です
様々な手法を組み合わせて、いつデータベースが壊れても、すぐに復旧できる
心構えとその対策を取って下さい
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Epata-IT/日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
02月28日(火曜日) 17時44分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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