Date: Fri, 24 Feb 2006 10:26:17 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、おはようございます
-----Original Message-----
From: Kohichiroh Ohta [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Thursday, February 23, 2006 4:48 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01769] Re: プライマリファイルグループがいっぱい
>>『アーキテクチャ徹底解説Microsoft SQL Server 2000』
>
>これは、気になっていた本だったのですが
>果たして私に読みこなせるものなのかというのと
>価格にびびって購入をためらっていました。
>どこかで立ち読みでも出来れば検討できるのですが。
内容は難しいです
ただ、SQLServer2000を専門に扱っていくデータベースにするので
あれば手元に置いておく書籍だと言えます。
あとしばらく待てば、たぶん、同じ著者による2005の解説書がでると
思いますが、2000と2005では、アーキテクチャに若干の違いが
ありますので、この書籍はバージョンごとに購入する必要があります。
>「テキストファイルグループ」の意味が
>よく分からないのですが何でしょう?
>私がヘルプを読んで理解した限りでは
>メモ型とイメージ型の列の保存先ではないか
>と思うのですが、そうでしょうか?
そのとおりです。
テーブルの列の型に、イメージ型とテキスト型が存在しなければ
このファイルグループは、無視して下さい。
(プライマリグループになっているが、意味は無し)
もし存在するのであれば、その列を割り付ける場所を定義します。
他のデータと区別されるのは、イメージ型やテキスト型は、他のデータ型に
比べてその容量も大きく、取り出すのに面倒です。
そこで必要な場面になったら、そのデータを取り出せるように、特別扱い
できるようになっています。
ただ、SQL文で、
SELECT * FROM TABLE
のような命令を実行しているなら、まったく、「テキストファイルグループ」の
機能が果たせません。
SQL文レベルで、必要になった場合に限って、データを取り出すような
工夫をして、始めて、効果を発揮します。
SELECT テキスト型の列 FROM TABLE
WHERE 検索条件
>手元にある環境で試してみました。
>確かにパフォーマンスが上がります。
テーブルのデータやインデックスが、同一ファイル内に集まり、
読み込みが連続してできるようになった効果だと思います
>しかし、もうひとつ気になる点があります。
>バックアップと復元です。
>これは、何か設定を変える必要がありますか?
>私が試した限りでは、今までのままで
>何も変える必要はないようですが
>それで大丈夫でしょうか?
何も変える必要はありません。
「ファイルグループ設計」と「バックアップとリカバリ」は、特別なバックアップ
(ファイルグループ単位のバックアップ)を実行しない限り、関連は、ありません。
完全バックアップや差分バックアップ、ログバックアップの3種類であれば、
「ファイルグループ設計」を変えても、関係ありません。
いつものように、実行して下さい。
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Epata-IT/日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
02月24日(金曜日) 10時25分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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