MSDE FunClub
Microsoft Data Engine FunClub
MSDE初心者向けメーリングリスト過去ログ[1735]番
 
[TOP]>[MSDE初心者向けメーリングリスト過去ログ(1735番)]>[ウィンドを閉じる]
 
SQLServer2005時代でも
開発の基本は T-SQL
上巻で T-SQL の基礎作り
 
SQLServer2005時代でも
運用の基本はバックアップ
下巻でバックアップ手法を学びましょう
PASSJ人気コンテンツで学んだ後は下巻でさらなる学習を!
 
ウィンドを閉じる
MSDE/SQLServer FAQ
MSDE / MSDE2000 
技術情報サポート
初心者向け
メーリングリスト
過去ログの表示
技術者向け
メーリングリスト
過去ログの表示
メーリングリスト
活動状況の
表示
MSDE TOP メニュー
MSDEトップメニューに移動します
 

 
Re: 行単位の排他ロックに関して

Date: Mon, 19 Dec 2005 14:29:27 +0900
From: who@example.co.jp


堀川さま

 お世話になります。

> 主キーやインデックス等の設定が何も無い場合は、トラブルが発生します。
> たぶん、主キーの設定が抜けているのでしょう。

仰るとおり、主キー(又はインデックス)の設定がされていませんでした。
主キーを設定後は正常に動作しました。
ありがとうございました。

On Mon, 19 Dec 2005 14:10:35 +0900
"Akira Horikawa" <who@example.ne.jp> wrote:

> 堀川です、こんにちは
> 
> -----Original Message-----
> From: who@example.co.jp [mailto:who@example.co.jp]
> Sent: Thursday, December 15, 2005 3:59 PM
> To: who@example.ne.jp
> Subject: [ml-msde-beg:01731] 行単位の排他ロックに関して
> 
> 
> >排他ロック方法に関して質問がございます。
> >(省略)
> >[手順2]
> >A=1のレコードを行単位に排他ロックで取得。
> >〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
> >1> BEGIN TRANSACTION
> >2> SELECT A FROM TEST
> >3> WITH (ROWLOCK,UPDLOCK)
> >4> WHERE A=1
> >5> GO
> 
> 排他ロックは、UPDLOCKではなく、XLOCKです
> UPDLOCKは、更新ロックです。
> 
> >[手順4]
> >同じように今度は別レコードを取得します。
> >〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
> >1> BEGIN TRANSACTION
> >2> SELECT A FROM TEST
> >3> WITH (ROWLOCK,UPDLOCK)
> >4> WHERE A=4
> >5> GO
> >メッセージ 1222、レベル16、状態50、サーバー MSDE_SERBER、行4
> >ロック要求がタイムアウトしました。
> >〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
> >なぜかROWLOCKを指定しているのにも関わらずロックされています!
> 
> 
> 
> XLOCKに直して実行しても、エラーは発生しません。
> 正しく動きます
> 但し、列には、主キーを設定して下さい
> 
> 主キーやインデックス等の設定が何も無い場合は、トラブルが発生します。
> たぶん、主キーの設定が抜けているのでしょう。
> 
> 
> 
> 【トラブルの説明】
> 
>           CREATE TABLE TEST( A INT ) 
> 
> で、テーブルを作成した場合。
>   (主キーもインデックスも何も作成しなかった時)
> 
>         SELECT * FROM TEST WHERE  A = 1
> 
> のようなSELECT文は、全レコード走査をします。
> 主キーもインデックスも何も存在しないので、全レコード探索です。
> 
> 誰かが、途中のレコードを行ロックして離さない場合、別の人(プロセス)が
> 
>         SELECT * FROM TEST WHERE  A = 4
> 
> を実行すると、全レコード探索中に、行ロックされたレコードにぶち当たり、
> そのレコードのwhere該当調査ができず、ロックが解除されるまで、待つ
> ことになります。
> 
> 
> 見かけ上、
>         SELECT * FROM TEST WHERE  A = 4
> 
> の命令はすぐに終わりそうだと思います。
> 
> しかしそれは私達の人間のレベルの話で、データベースでは、テーブルの中の
> 全レコード調査を実行するので、その途中で、ロックされたレコードによって、
> そのレコード判定調査が妨害され、ロックが解除されるまで、待たされることに
> なります。
> 
> このようなことを防ぐために、主キーやインデックスの設定が必要となります。
> 
> 
> 
>          CREATE TABLE TEST( A INT PRIMARY KEY ) 
> 
> で、テーブルを作成すると、
> 
>         SELECT * FROM TEST WHERE  A = 4
> 
> の命令は、クラスタ化インデックスの特定範囲の行を検索して、該当する行を
> 検索します。
> 
> 誰かが A=1 の行を行ロックしても、A=4の行は、すぐに行ロックすることが
> 可能です。
> 
> 
> 
>       CREATE TABLE TEST( A INT )
>       CREATE INDEX IDX_A ON TEST(A)
> のように、通常のインデックスを設定しても、問題ありません。
> 
> 
> 検索を行なう列に、主キーやインデックスを設定して下さい。
> 
> ------------------------------------
> Epata-IT/日本技術ソフト開発
>         堀川 明  (Akira Horikawa)
>     12月19日(月曜日) 13時44分記
>         mailto:who@example.ne.jp
>         http://www.horikawa.ne.jp/msde/





[MSDE/SQLServerに関して、今、どんなことにお困りですか?]
よろしければお困りの内容を、電子メールで教えて下さい。
質問を電子メールで作成する


[ウィンドを閉じる]

[MSDE/SQLServer FAQ ]

[MSDE / MSDE2000 技術サポート情報一覧]

MSDE TOP ページに移動する

 
 
 
 
 
 
 
MSDE FunClubに関するご意見・ご要望等ございましたら、
msdefun@horikawa.ne.jp までご連絡下さい。
MSDEを始めとする各種データベースシステムの開発、コンサルタントに関するご要望等は、
msdedev@horikawa.ne.jp までご連絡下さい。