Date: Thu, 18 Aug 2005 16:14:25 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、こんにちは
-----Original Message-----
From: 高橋 武久 [mailto:who@sub.example.jp]
Sent: Sunday, August 14, 2005 10:04 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01622] Re: 設定済みODBCドライバの配布
>SQLSERVERとの接続が出来なくなる件ですが、イベントビューアで
>確認しましたところ毎日0:00になりますとイベントID 17177
>Sqlserverのこのインスタンスは、1924のプロセスIDを
>2005/08/13 17:00(現地時間)2005/08/13 8:00
(UTC)に
>使用してます。
このイベントメッセージ自体は、別に問題はありません。
>突然接続出来なくなるのはSqlsrver側に接続時間の設定等が
>あるのでしょうか?
インターネット経由で接続して、その接続が切れるという問題ですから、
通常のLAN内接続と異なり、プロバイダ等の様々な要因が関係すると
思います
元々、ADSLやBフレッツ等の回線は、価格を下げる代償として品質を
保証しないので、光ファイバは接続が切れることは少ないですが、
ADSLは接続が切れることを前提にした方が良いでしょう。
また固定的なIPの割り当てを防止するため、固定IP契約をしていない場合は、
プロバイダ側で、定期的に回線を切って再接続させることも行なわれます
また自分が使用しているルーター側でも、無通信時間が規定値を超えると
回線を切断したりする設定もあります。
SQLServerに関して言えば、高度な回線維持管理はしていないようです。
孤立セッション
http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/trblsql/tr_rptconsetup_5gmr.a
sp?frame=true
上記を参照すればわかりますが、SQLServer自身は、クライアントとの接続が
確立され、そのクライアントが作業を休止し、何もデータベース操作が
行なわれないアイドル状態になったクライアントに対して、強制的に回線を
切るようなことはしていないようです。
OSがデフォルトで、2時間に1回、物理的な回線維持確認をして、回線が
切れていると判断し、その報告がSQLServerに上がるまでは、何の措置も
取らないことがわかります。
このような仕組みですから、一般的に考えて、SQLServerへの接続が
よく切れるという現象が発生するようなら、SQLServerを除いた別の部分に
何らかの問題が発生していると考えてもよいでしょう。
またデータベース操作では、アイドル(何も作業をしない時間)が発生することが
多々起こりえます。
そのような無通信時間が発生すると、プロバイダ側からすれば、無通信回線を
維持するのは無駄と考え、その資源を別のユーザに割り当てると言った措置を
取っても不思議ではありません(常時接続維持の契約では無いのですから)。
このようなことを防ぐために、データベースサーバーとクライアントPCとの間で、
pingの応答や、適当な接続を張ってその中で通信応答を繰り返すなど、
とにかく回線を使っていることを偽装し、データベースアプリケーションがアイドル
でも、適当な通信データを流すようにすると良いでしょう。
------------------------------------
Epata-IT/(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
08月18日(木曜日) 16時11分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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