Date: Thu, 28 Jul 2005 16:55:12 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です
-----Original Message-----
From: Michio Taniguchi [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Thursday, July 28, 2005 3:40 PM
To: ML MSDE Fun Club
Subject: [ml-msde-beg:01574] ワークグループサーバー上の MSDE バックアップ
>質問は
>1.ServerのmdfをAccessよりT-SQLのBACKUPコマンドを使って実行するには
> 上記の様なやり方以外に簡単な方法はありませんでしょうか?
私がメンテする顧客のDBは24時間稼働なので、一般的な方法とは言えない
かもしれないですが、通常は、バックアップはエージェントのジョブとして自動
実行されます。
アプリケーションからバックアップ命令を出すのではなく、決められた時間に
自動バックアップを行ないます。
MSDEにもエージェントサービスが組み込まれているので、ジョブを登録する
ことが可能です。
エージェントがバックアップ命令を発行し、DBサーバーのハードディスクに
書き込んで、そのファイルを別のファイルサーバー上に転送するような
仕組みにすると良いでしょう
常時稼働しないデータベースサーバーの場合は、
DBサーバーを起動したときに自動的に実行させるストアドプロシージャを定義して
(ストアドの自動実行オプション。sp_procoption)
この起動されたストアドの中で、初回強制バックアップを実行し、時間経過計測
をしながら、1時間とか2時間とか経過したらバックアップを行なうとか、出来ると
思います。
アプリケーションからのバックアップ命令は、その実行を忘れることがあるので、
出来る限り、データベースサーバー側で作業することが大事です。
ただ最後のバックアップ以降にアプリケーションがデータを書き込んで、
DBサービスを止めた場合は、バックアップされないデータが存在します。
このような状態を認めるかどうか、運用上、難しいかもしれないです
一般的には、データベースサービスを止めるときは、サービスマネージャ等を
使わずに、サービスを止める専用スクリプトを用意して、その中で、バックアップ
命令を実行してからサービスを止めるように工夫したらどうでしょうか?
backup database 〜
必要なデータベースをすべてバックアップする
shutdown
上記を、OSQLコマンドで実行し、DBサーバーを落とすような運用ルールを
作れば良いでしょう
>2.Serverがドメイン環境では無くワークグループサーバーの時、そしてPCが
> 複数存在し、各々のユーザーアカウントでログインしている場合は
> どのようにすればAccess上からBACKすることが可能でしょうか?
> (各PC担当者が各々自分のPCにBACKUPさせるには?)
DBサービスをローカルアカウントではなく、明示的なアカウントにして、
そのアカウントがネットワーク経由でファイルの書き込みができるような
設定(同一名のログイン名とパスワードの登録)が必要です。
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(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
07月28日(木曜日) 16時53分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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