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Re: MSDE への接続が出来ない

Date: Tue, 26 Jul 2005 16:39:35 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>


堀川です

-----Original Message-----
From: Michio Taniguchi [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Tuesday, July 26, 2005 2:38 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01567] Re: MSDE への接続が出来ない


>Win98SEからの代替サーバー機への接続は出来ていますので
>パスワードが違っているとは思えないのですが...

パスワードが違えば、Win98からの接続も失敗しますね


>ちなみに代替サーバー機への接続はWin98SEマシン2台から接続してみて
>両方共にOKでしたが、WinXP SP2マシン2台から接続してみると
>NGでした。

クライアント(WinXPマシン)とDBサーバーとの通信で、例の
                  telnet   DBサーバー   ポート番号
で、
                         「ESTABLISHED」表示
が確認されれば、物理的なTCP/IPの通信にはトラブルが無いことがわかります。


これが確認されれば、問題は、
   「MSDEのデータベースサーバー」と「MSDEのデータベースクライアント」
との問題に絞り込めます。


ここで登場するのが、データベースの通信ライブラリです。
データベースサーバーもデータベースクライアントも、どちらも通信ライブラリは
「TCP/IP(WindowsSocket接続)」になっているわけですね

ただクライアント側が正しくTCP/IPを使っているかどうか確認してください。
レジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE
  \SOFTWARE
        \Microsoft
                \MSSQLServer
                      \Client
                          \SuperSocketNetLib
ProtocolOrderの値が、「tcp」になっていれば、TCP/IPプロトコルだけを使います。

この表示が、「np tcp」だと、名前付きパイプを最初に使います。
「tcp np」だと、TCP/IPを最初に使い、それがダメなときに、名前付きパイプを使い
ます。
名前付きパイプは、除きましょう。

またサーバー別名を登録しているときは、
HKEY_LOCAL_MACHINE
  \SOFTWARE
        \Microsoft
                \MSSQLServer
                      \Client
                         \ConnectTo
の中に、
                サーバー別名
の定義があります。

例えば、サーバー別名MSDE-SRV  IP=192.168.0.20 ポート1433
のときは、
                DBMSSOCN,192.168.0.20,1433
の値が登録されます。

以上で、クライアントネットワークライブラリの確認ができます。

もちろん、cliconfgコマンドでも同じように確認ができますが、レジストリを
見ると安心できるでしょう。


次に確認すべきことは、データベースアプリケーションが接続するときに、
自分でプロトコル設定をしていないことをチェックすることです。

せっかくcliconfgコマンドで設定した情報を参照せずに、独自に接続情報を
作っていたら話になりません。

この問題は、データベースサーバー側のネットワークライブラリをTCPだけにして
(名前付きパイプを除いて)、同じアプリケーションをWin98で実行させて、正しく
接続できることで確認が取れると思います。


次に、データベースサーバー側で、クライアントが正しく接続しに来ているかどうか
検査してみましょう。
ログイン接続の監査です。

Enterprise Managerがあれば、
    「サーバー」の「プロパティ」の「セキュリティ」の「監査レベル」
で、「すべて」をチェックしましょう。

レジストリでも変更ができます。
  HKEY_LOCAL_MACHINE
    \SOFTWARE
      \Microsoft
        \MSSQLServer
          \MSSQLServer
の中の、AuditLevelの値を、3にして下さい。
  0:監査なし
    1:成功
    2:失敗
    3:成功+失敗
です。


クライアントからログインを試みてください。
その接続結果が、ログに書き込まれます。
ログファイルは、
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL\LOG\ERRORLOG
です。

このテキストファイルの一番最後の方に、ログインの成功や失敗の情報が
記録されます。

ログインの成功も失敗も記録されなければ、ファイアウォールが妨害して
いるのではないでしょうか?


------------------------------------
(株)日本技術ソフト開発
        堀川 明  (Akira Horikawa)
    07月26日(火曜日) 16時39分記
        mailto:who@example.ne.jp
        http://www.horikawa.ne.jp/msde/




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