Date: Mon, 25 Jul 2005 14:03:23 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、こんにちは
-----Original Message-----
From: Michio Taniguchi [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Monday, July 25, 2005 1:12 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01550] Re: MSDE への接続が出来ない
>>
>> 【クライアントが使用する接続手段が『TCP/IP』の場合】
>>
>> 1433番ポートの通信ができれば、データベースサーバー側での
>> 認証となります。
>Windowsファイアウォールを無効にしていれば1433番ポートの通信は
>出来ているのでしょうか?
>確かめるにはどのような操作が必要ですか?
クライアントのパソコンで、コマンドプロンプトを2つ立ち上げます。
最初のコマンドプロンプトで
telnet DBサーバーのIPアドレス 1433
を実行します。
1433番ポートに対して、telnetを掛けます。
もし、相手側DBサーバーで、1433番ポートがファイアウォール等でブロック
されていなければ、このtelnetコマンドは、しばらく画面が黒いままの状態です。
次に2番目のコマンドプロンプトを別のウィンドウとして立ち上げてください
netstat
を実行します。
現在確立しているセッション情報を表示します。
その中に、
TCP 自分の名前:ポート番号 DBサーバーの名前:ms-sql-s ESTABLISHED
という表示があるはずです。
ms-sql-s は、1433番ポートのことです。
ESTABLISHEDとは、通信が確立しているという意味です。
このESTABLISHEDの表示が確認できなければ、DBサーバーへの接続はできません。
ESTABLISHED表示が確認できれば、DBアプリケーションのクライアントが
接続できない原因は、データベースログイン認証の問題となります。
ESTABLISHEDの表示が得られない原因として考えられるのは
(1)自分のIPアドレスとDBサーバーのIPアドレスのネットワークアドレスが違ってい
る
直接の接続ができない
自分:192.168.0.1/255.255.255.0
相手:192.168.1.1/255.255.255.0
のように、同じローカルアドレスでも、192.168.0と192.168.1のように、同じ
ネットワークに所属していなかった
(2)自分のマシンに、ファイアウォールが入っている(途中の通信経路上でも良い)
ファイアウォールがあり、相手側1433番ポートへの接続を通さない仕組みがある
これでは、DBサーバー側に通信要求が届きません
(3)相手側マシンに、ファイアウォールが入っている(途中の通信経路上でも良い)
DBサーバー側にファイアウォールがあり、1433番接続を拒絶している
(4)本当は、1433番ではなかった。別のポート番号であった。
となります。
案外、(4)の場合かもしれません。
netstat -a
で、リッスンポート番号を調べてください。
------------------------------------
(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
07月25日(月曜日) 13時59分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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