Date: Wed, 1 Sep 2004 09:18:38 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、おはようございます
-----Original Message-----
From: Michio Taniguchi [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Tuesday, August 31, 2004 10:59 AM
To: ML MSDE Fun Club
Subject: [ml-msde-beg:01309] SendMail
>PASSjで紹介されている「SQL Mailを使っていますか」
>http://www.sqlpassj.org/bunkakai/begin/report/040129.aspx
>でメールの有効活用が記事として掲載されています。
上記記事の中の「SQL Mail」の話は、SQL Serverが標準で
用意している機能です。
ただメール送信サーバーとして、Exchangeサーバーとの相性が
良くなるようになっているので、通常のSMTPインターネットメール
サーバーを使う場合は、Outlook2000(セキュリティパッチ無し)を
使う必要が出てきます。
Outlook2000にセキュリティパッチを当てたり、Outlook2002などの
バージョンになると、Outlook以外のプログラムからOutlookの資源を
触ろうとするとセキュリティ警告が出ます。
このため、SQL Mailで、Outlook経由SMTPインターネットメール
サーバーは、Outlook2000(セキュリティパッチ無し)を使わざる
終えません。
一方、Exchangeサーバーを立ち上げている場合は、このような
不便がありません
>その中で
>http://www.sqldev.net/xp/xpsmtp.htm
>が紹介されていますが、ここで紹介されているやり方をMSDE2000RelAで使用した
>いのですが
上記のストアドプロシージャは、「SQL Mail」とは一切の関係がありません。
XPSMTP.DLL のファイルを入手し、拡張ストアドプロシージャとして組み込んで
使います。
MSDEでも使えますが、「SQL Mail」機能ではありませんので、SQL Server
エージェントのメールによるジョブ結果送信などの設定は、できません。
SQL Server エージェントと組み合わせるときは「SQL Mail」が必要です。
さらに別の問題があります。
MSDE2000 Rel-AなどのMSDE2000では、SQL Server エージェントのサービス
の提供が受けられるにも関わらず、「SQL Mail」のプログラムの提供がされていませ
ん。
Use master
select text from dbo.syscomments where id =
(select id from dbo.sysobjects
where OBJECTPROPERTY(id, N'IsExtendedProc') = 1 and name='xp_sendmail' )
を実行すると、「SQL Mail」を担当するDLLの名前が表示されますが、このDLLファイ
ルは
存在しません。
ところが、ここで名前が表示されるということは、拡張ストアドプロシージャが組み
込まれていると判断できます。
つまり、MSDE2000を製品化するときに、このDLLファイルから拡張ストアド
プロシージャを組み込んだ後に、
意図的にDLLを製品から削除したのか?
それとも、
単にDLLの提供を忘れたのか?
の、どちらかだと思われます。
もし後者だと判断するのであれば、ファイルをコピーして下さい
ただファイルのコピーが、ライセンス違反になるかどうかは、マイクロソフトに
問い合わせてください
どこかに、「MSDEではSQL Mailの提供はありません」という記述があったような
記憶があります
------------------------------------
(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
09月01日(水曜日) 09時15分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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