Date: Thu, 15 Apr 2004 13:33:00 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、自己レスです
-----Original Message-----
From: Akira Horikawa [mailto:who@example.ne.jp]
Sent: Thursday, April 15, 2004 1:07 PM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01177] Re: Re : バックアップ方法教えて下さい。解決しました。
前のメールをよく読まずに書いたので、正しいアドバイスにならずにすいません。
>[ml-msde-beg:01174] Re: Re : バックアップ方法教えて下さい。解決しました。
>データベースマシンSとバックアップ命令を実行するマシンWが2台構成したが、Wマ
>シンc:\backupフォルダが存在するが、Sマシンに存在しなかった。
>Sマシンにc:\backupを作って、うまくバックアップしました。
上記の文脈で、
『バックアップ命令を実行するマシン』
の意味です。
「バックアップ命令を実行するマシン」は、
BACKUP DATABASE文
のSQL文を実行するという意味で使われているのであれば、これは当然、データベース
サーバーマシンのことで、Sになります。
クライアント側プログラムを実行しているマシン(SQL文をサーバーに投げるマシン)
という意味であれば、Wになります。
SQL文の中に記述されるファイル名などのパス情報は、SQL文が実行される
データベースサーバーから見たものです。
クライアント側から見るパス情報ではないことに注意して下さい。
>[ml-msde-beg:01177] Re: Re : バックアップ方法教えて下さい。解決しました。
>このような問題を避けるために、バックアップデバイスという概念があるわけです。
私が書いた上記のバックアップデバイスは、このような問題を解決する手段では
ありません。
バックアップデバイスは、環境が異なる複数のデータベースサーバーで、パス情報の
違いを吸収する技術です。
例えば開発を行なっているデータベースサーバーでは、ドライブD:が存在しないとします。
バックアップを行なうプログラムを
BACKUP DATABASE SAMPLE TO DISK = 'C:\BACKUP\SAMPLE.BAK'
として実行しましょう。
納品を行うデータベースサーバーでは、ドライブD:に、バックアップを実行するような
指示がありました。
このような場合、ドライブC:のところを、ドライブD:に直す必要があります。
バックアップ先のディレクトリも変える必要があるかもしれません。
T-SQL文の1箇所だけ直すならまだ耐えられますが、複数個のデータベースがあったり
すると、その修正作業が大変になります。
このような場面で、バックアップデバイスという役割りがあります。
http://www.horikawa.ne.jp/msde/gihyo/sql17/sql17_06.html
のように、
バックアップデバイス名に対応するファイル名を定義します。
そのバックアップデバイスに対してバックアップ命令を実行します。
データベースサーバーの環境が変化した場合は、バックアップデバイスの
パス情報部分だけを変更すれば、他のSQL部分の修正はありません。
1箇所だけの修正で、簡単になります。
このような場面で、バックアップデバイスを使って下さい
------------------------------------
(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
04月15日(木曜日) 13時30分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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