Date: Fri, 2 Apr 2004 14:30:44 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、こんにちは
-----Original Message-----
From: ついん [mailto:who@sub.example.jp]
Sent: Friday, April 02, 2004 12:27 AM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01154] RE: Access ADP と MDB の違いについて
> 今まで本格的なデータベースという物にふれる機会がありませんでしたので、
>これからいろいろと勉強していく事にします。
> 「SQLServer7.0/MSDE 完全トレーニングテキスト」でも良いのでしょうか?
書籍の内容は、MSDE/SQL Server7 を対象にしていますが、MSDE2000/
SQL Server2000でも使えるので、良いと思います
> 例えば、
> rs.Open "T_社員マスター", cn, ・・・・
> rs.Find "社員CD = " & txt社員CD
>
> と書けばMDBでもADPでも全レコードがクライアントに流れるが、
>
> rs.Open "Select * From T_社員マスター Where 社員CD = " & txt社員CD
>
> と書けばMDBの場合はファイル共有型なので一度クライアントに全レコードが
>飛ばされてクライアント上でSQL(Select)が実行されるが、ADPの場合はサーバー
>側でSQLが実行されてクライアントには該当するレコードしか流れないと言う
>解釈でよろしいのでしょうか?
Accessのファイル共有型は、データベースサーバーに相当するシステムは一切
ありません。
そのため、
rs.Open "Select * From T_社員マスター Where 社員CD = " & txt社員CD
このSQL文を実行するにあたって、当然、レコードを取得するために必要となっている
インデックス情報などがネットワーク内に流れているはずです。
ただそのような情報量を制御して抑制することはできません。
それに対してADPは、MSDEなどのようなデータベースサーバーに処理を
依頼するだけです。
データベースサーバーに対して、SQL文を投げるだけです。
投げられたSQL文は、データベースサーバー側ですべて実行されるため、
クライアント側にはSQL文の最終結果だけが返されます。
ファイル共有型に比べると、ネットワーク内に流れるデータ量は、少なくなります
しかしながら、クライアントサーバーシステムでも、クライアントからサーバーに対して
SELECT * FROM TABLE
のような、レコード検索条件を付けないSQL文を投入したら、テーブルの全レコードが
返されます
やはり検索条件を入れて、必要なレコードを絞り込むと言った開発手法は、Accessの
ファイル共有型とまったく同じことが言えます
------------------------------------
(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
04月02日(金曜日) 14時30分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
[MSDE/SQLServerに関して、今、どんなことにお困りですか?] |
よろしければお困りの内容を、電子メールで教えて下さい。 |
質問を電子メールで作成する
|
[ウィンドを閉じる][MSDE/SQLServer FAQ ][MSDE / MSDE2000 技術サポート情報一覧]
|