Date: Mon, 22 Dec 2003 11:41:48 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、おはようございます
-----Original Message-----
From: m.taniguchi [mailto:who@example.co.jp]
Sent: Monday, December 22, 2003 10:40 AM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde-beg:01008] Re: MSDE2000RelA への接続
>SVRNETCN.EXEを実行、有効値を変更することによって無事解決できました。
そうなんです。
サーバーネットワークユーティリティ
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\80\Tools\Binn\svrnetcn.exe
によって、DBサーバーが使用するネットワークライブラリを有効化しなければ
いけないのです。
ご存知のように、W32.Slammer ワームが、一時期流行しました。
(下記ご参照ください)
W32.Slammer ワームに関するウイルス警告
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;813440
MSDE 2000 をインストールした Office XP ユーザーに Slammer ワームに
対する脆弱性の危険性
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;814040
SQL Server 2000 Service Pack 3a の概要
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;819334
このワームが流行した原因の1つとして、スタンドアロン環境で運用している
MSDE2000が、被害を拡大させたと言われます。
つまり、ネットワークを構成しているが、データベースサーバーはあくまでも
単独で運用しており、クライアントがネットワーク経由で接続してこない状態です。
この場合は、サーバーネットワークユーティリティを使って不要なネットワーク
ライブラリを無効(未使用)にするのがよいわけですが、そのような措置は誰も
しなかったみたいです。
このため、IISサーバーと同居していたMSDE2000が、Slammerワームに感染
したわけです。
そこで、SQLServer2000 SP3aから新規にMSDE2000をインストールしたり、
MSDE2000 RelAからインストールした場合は、原則的に、このネットワーク
ライブラリが組み込まれません。
共有メモリ接続だけ許可されます(スタンドアロン運用)
そこで、クライアントサーバーシステムを構築するときは明示的に、
ネットワークライブラリを組み込むように変更されました。
ご注意下さい。
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(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
12月22日(月曜日) 11時40分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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