牧です。

>今回の目的は、本部に店舗のデータを置くということで、1日1回の
>同期が取れれば充分です。
>御指摘のスナップショット・レプリケーションを調査してみます。

回線の見直しが出来ないのであれば、マージレプリケーションのほうが
更新個所のみの同期で済むので、運用が安定したあとのことを考えると、
よいかもしれません。

>> >４．プログラムからトレースデータをテキストファイルに書き出し、
>> >    そのテキストファイルを圧縮後、本部に送信し、順次実行する。
>>
>> 回線の細さと、店舗の数を考慮すると、差分バックアップで、1日1回 同期処理を
>> バッチで実行というような構成が 無難なのではないでしょうか？
>
>差分バックアップの場合は、1日1回の差分バックアップの送信と考えると、
>１）店舗側で差分バックアップを実行し、本部に送信
>２）店舗側で完全バックアップを実行。（店舗側のバックアップ処理）
>３）本部側で差分バックアップをリストア
>４）本部側で完全バックアップを実行。
>    （次回の差分バックアップのために擬似的に実行）
>とすれば、良いのでしょうか。

差分バックアップでの運用は、例えば、
　日： 全体バックアップ
　月： 差分バックアップ１
　火： 差分バックアップ２
　水： 差分バックアップ３
　木： 差分バックアップ４
　金： 差分バックアップ５
　土： 差分バックアップ６
といった運用の場合、
 月曜のバックアップ時の状態に戻す場合
　→ 全体バックアップ ＋ 差分バックアップ１
 水曜のバックアップ時の状態に戻す場合
　→ 全体バックアップ ＋ 差分バックアップ３
 土曜のバックアップ時の状態に戻す　→ 
　→ 全体バックアップ ＋ 差分バックアップ６
という対応となります。

松沼さんの書かれている方法だと、４）の完全バックアップの後に
店舗側の 差分バックアップをリストアできるのでしょうか？
本店サーバで全体バックアップに対して、店舗サーバの差分バックアップの
適用が出来るのかどうかを、実機で確認されたほうがよいと思います。

適用が出来ない場合は、店舗側の完全バックアップを定期的に 本店に転送する
ことになると思いますので、回線の見直しが出来ないのであれば、店舗側の
バックアップ運用もあわせて 検討するしかないと思います。

いずれにしても、店舗データベースのコピーを本店で持つのか、それとも
レプリケーションを使って 特定のテーブルのコピーをを本店に持つのかと
いった方針を考えたほうがよいと思います。
例えば、店舗のデータベース全体の中の 特定のテーブルのみが必要というので
あれば、レプリケーションのほうが向いてそうな気がします。
逆に、店舗のデータベースのデータをほとんど本店で必要とするというのであれば、
データベース全体のレプリカを持つほうが 運用しやすいかもしれません。

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             牧　嘉登(Yoshito Maki)
         E-mail : who@sub.example.jp
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