こんにちは。水口＠昭栄通信工業株式会社です。

On Tue, 24 Apr 2001 10:48:44 +0900
丸山　宏徳 <who@example.ne.jp> wrote:

> もちろんおっしゃるとおりです。100%大丈夫という保証は（MSKKもレドモンドのMicrosoft
> 本社も含めて）この地球上の誰にも出来ません。しかし、「この組み合わせでな
> ければ確実に発生する問題」があることはお話したとおりですし、なぜ問題が発
> 生するかは（少なくともある程度は）お読みいただければおわかりいただけるも
> のと思います。
少々意地悪なコメントでした。あなたの意見はよくわかります。Nifty
やVB関連MLで、何か問題が起きるとすぐに環境に原因を求める傾向に、
あえて逆らってみました。ただ、「この組み合わせでなければ確実に発
生する問題がある」とは、言い過ぎだと思っています。

> 肝心なのは（少々格好をつけて言うなら）リスクマネジメントをどの程度まで考
> えるかです。本当にWindows系汎用のアプリケーションを書きたいなら、VC++で
> Win32APIを直書きしていくしかありません。あるいはBorland系の開発ツールを
> 使用するのもひとつの選択肢でしょう。そしてVBで「全ての実行環境に合わせた
これは必ずしも正しい言い方ではないでしょう。C+SDKだろうがDelphi
だろうが、いわゆるOLEやShellに関連するシステムDLLを参照するなら、
多かれ少なかれDLL-Hellから逃れることはできません。これは開発環境
の問題ではなく、Windowsそのものの問題だからです。一般的にDelphi
が環境依存しにくいといわれるのは、DelphiとVCLだけで完結する世界
を構築することができるからです。しかし、いかにDelphiだろうと
Windows Common Controlsあたりを使ってしまえば、IEその他の環境に
依存してしまうことはVBと同様です。

> ……まぁもちろん、普段通っている道のど真ん中に地雷が埋まってる可能性だっ
> てありますけどね(^^;
システムやってると、こういう場合の方が当たり前みたく感じます。だ
からといって、UnixやLinuxの世界にいけばもっと幸せになるのかと言
えば、そうでもないと思うのです。

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  昭栄通信工業株式会社　情報システム部　SI課

  水口 敬唯 （みずぐち　ひろただ）
  HomePage: http://www.shoeicom.co.jp/
  E-Mail  : who@example.co.jp

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