Date: Mon, 16 Oct 2000 16:50:27 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です
> ・・・特定の1台のコンピューターにインストールすることができますが、
>サーバーソフトウェアとしての使用のためにインストールすることはできま
>せん。ただし、お客様はファイルとプリンタの共有や、Peer Web Services
>などの本ソフトウェア製品のサービスを呼び出し使用するため、最大10台
>のコンピューターからワークステーションコンピューターに接続することが
>できます。
このサーバーソフトウェアという意味には、データベースサービスも当然
含まれますので、厳密に解釈をすれば、NT Workstationでは、MSDEの
運用はできないという意味になりますね
また自作したソケットサーバープログラムも当然使用できないわけです
ところが、W2kのProfessional版の契約書では、この『サーバーソフトウェアの禁
止』
という文が削除されていますね
契約書を正直に解釈すると
NT 4.0 Workstation版 では、MSDEの運用はダメ
W2k Professional版 では、契約書の文面では判断できない
となります。
ファイルサービスやリモートアクセスサービスが、MSDEの機能として
認められないなら、W2kのプロ版でも運用はできないことになります
データベースサービスは、リモートアクセスサービスに含まれているような
感じがしますね
離れた場所にあるコンピュータに、何かのサービスを提供するのが
リモートアクセスサービスと考えますので。。。
そうでないと、MSDEユーザに対して『Server OSを購入しなさい』と
言うのでは、誰も使わなくなります
私なら、NT4.0 Workstationは、お客様に事情を説明して使ってもらう
W2kのプロ版は、堂々と契約書を拡大解釈して使う。
これで、いいと思いますけど。。。
まあ、NT4.0 Workstationに MSDE を入れて、マイクロソフト社に
怒られたって話は聴いたこともないしね
マイクロソフトのサポートサービスを受けるような場合は、契約書を順守
しなければいけませんが、自己責任であれば拡大解釈してもよいと
思いますよ(もともとの契約書が曖昧な内容だから)。
>ちょっと今引っ張り出したのですが、堀川さんの「SQL Server 7.0/MSDE
>完全トレーニングキット下」の P15 にも「Windows NT Workstationは、OS
>の使用許諾契約書により、データベースサーバー用途で使用することはでき
>ない」とありました。
出版して公開する以上、契約書を厳密に解釈しないといけません
でも、MSDEをインストールすることは許される範囲だと思います
---------------------------------------------------
(株)日本技術ソフト開発 堀川 明
mailto:who@example.ne.jp
mailto:who@sub.example.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
http://www.kt.rim.or.jp/~pwp/
10月16日(月曜日) 16時47分記
[MSDE/SQLServerに関して、今、どんなことにお困りですか?] |
よろしければお困りの内容を、電子メールで教えて下さい。 |
質問を電子メールで作成する
|
[ウィンドを閉じる][MSDE/SQLServer FAQ ][MSDE / MSDE2000 技術サポート情報一覧]
|