Date: Sat, 19 Feb 2000 11:14:18 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です
昨日18日発売のWin2000じゃなく、
CQ出版の『TryPC 3月号』
に、Linux版Apache+PHPからMS SQL6.5/7をデータベース
として使う話が出ています
もちろん、MS SQL6.5/7をLinuxで動かすのではなく
Linux(WWW) - Windows(SQL) の連携です
ご承知のように、MS SQLは、サイベースのSQLをベースに開発され
今回のMS SQL7で、やっとサイベースのコードが95%以上書き換えられた
という話をどっかで聞きました
MS SQL7はサイベース製品とは、まったく違います
#驚くことに、サイベースが出しているSQL AnywhereのモバイルDBのSQLは
#Transact-SQL言語です
#しかもMS SQL6.xのミニチュア版のような感じ
#だからMSDEが出なければ、Jetの後継になる可能性がありました
#Access(VB)をクライアントにSQL Anywhereをサーバーにすることもできます
ただご存知のように、MS SQL7は、MS SQL6.5と互換性を取るために
DB-Libraryで動く isqlコマンドが付属します。つまりクライアントからは
6.5と互換性があるデータベースにも見えるわけです
(MSDEには、isql コマンドは入ってません)
ODBCより下のDB-Libraryレベルで、互換性がある。このDB-Libraryの開発元
がサイベースなわけです
この6.5はサイベース製品とも高い互換性があるので、このようにLinuxから
MS SQL7を使うことができる話となります。
記事を読めばわかりますが、Linux版のネットワークライブラリは、
Linux版サイベースのASEからインストールしています
サイベースのLinux版SQL(ASE for Linux)のクライアントライブラリが
無償ダンロードできることを逆手に取った方法です
つまりWWWをLinuxで構築して、バックエンドデータベースに Windowsの
MSDEを使うという話も実現できそうですね
MSDEは、ライセンス料がかからないので。。。
MS SQL7を使うと、CPU1個に付き50万近くの接続料がかかります
もちろんワーカースレッド制約の話がありますが、どうもデマなんじゃないか
という説も。。。
ただ注意するのは、Windowsの信頼性に疑問符があるので、適度にマシン
をリブートしてあげないと、バックエンドデータベースが動かなくなる危険性は
ありますね
負荷のかからないWWWのバックエンドにはMSDEが良いかもしれないですね
#Free RDBを使う方法もありますけど、RDBの機能としては、MSDEが良い
#もちろん、MSDEが触れれば、ちょっと勉強すればMS SQL6.5も理解できるので
#Linux版ASEはすぐに使えますよ
#だからASEという方法もあります
#別にMSDEにこだわる必要はないけど。。。
#興味ある方は、http://linux.sybase.co.jp/
まあ予算があれば、やっぱり、24時間365日の世界は、オラクルが正解です
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(株)日本技術ソフト開発 堀川 明
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
http://www.kt.rim.or.jp/~pwp/
02月19日(土曜日) 11時06分記
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