こんばんは、太田です。

LAVENDERさん、面白い話をたくさんありがとうございます。
私が初めてクエリというものに触れた時
これでついにプログラムレスの開発の時代が来た！と興奮したものでした。
他人が書いた変なプログラムを読まなくて済む日が来たと。
(甘い幻想でしたが・・・)
しかし、残念ながらどのような環境でも
他人が見ると分かりにくい作り方をする人はいるものです。
私もLAVENDERさんのおっしゃるような、
芋づる式クエリに出くわしたことがあります。
そして異常に長いクエリ名が付いていたりします。
しかも、長いわりに何をやっているのか、さっぱり分からなかったりします。

こういうプログラムを途中で引き継いだり、
改良したりするのは本当に根気のいる仕事です。
あらゆる箇所で、あまり気が利いているとは思えない表現が出てきますから
ついつい、一から作り直したくなってしまいます。

ついこの間も、すでに退職した人が残していったプログラムが不具合を起こし
担当している仲間から
「不具合を起こす箇所で、何をやっているのかさっぱり分からない」
と助けを求められました。
見ると確かに難解な内容で、なかなか理解できません。
途中何度も「この部分だけ、一から作り直そうか」という思いがよぎりましたが、
それは余計に傷口を広げてしまうかもしれないと、
夜も更ける中、二人で根気強く読み続けました。
すると奇跡的に理解できた瞬間が訪れて
たった１行の修正を加えることで、問題が解決したのでした。

結局、根気強く読んで、理解して、修正するのが
一番効率がよいと学んだ一夜でした。

ただ、こういう仕事は本当に根気がいりますよね。
愚痴りたくもなるでしょう。
しかし、うまく行った時の達成感は意外と大きいですよね。
がんばってください。