Date: Fri, 9 Apr 2004 16:50:31 +0900
From: "Akira Horikawa" <who@example.ne.jp>
堀川です、こんにちは
-----Original Message-----
From: 末永 慎一 [mailto:who@example.com]
Sent: Friday, April 09, 2004 11:08 AM
To: who@example.ne.jp
Subject: [ml-msde:01285] トランザクションのログ設定について
>トランザクションのログ設定について、私が初めに拡張方法を
>無制限にしたのがいけないのですが
無制限に設定すること自体は、別に悪いことではありません
>3ヶ月程でログファイルが1.7GBになり、データベースの圧縮で
>47MB程に縮小し、切り落としました。
それより、3ケ月間もトランザクションログの監視をしていなかった?ことに、
問題があると思います。
定期的な監視作業ができないのであれば、MSDEのように、ログ切捨て
運用を行うことも、1つの選択肢になります。
(データベースの復旧モードを「シンプル」にする)
トランザクションログファイルをどのように扱うのかは、一概に「こうしなさい」と
言えるものではありませんが、基準となるのは、データベースのバックアップ計画
と復元計画から、トランザクションログファイルをどのように管理するべきかが、
出てくると思います。
完全バックアップだけで十分に間に合っているのであれば、トランザクション
ログファイルは、データベースの破損時に、初めてログのバックアップを
実行する程度になると思います。
このような運用形態であれば、あまり神経質にログ管理をしなくてもよいと
思います。
適度にログを切捨てていけばよいのではないでしょうか?
またログを切捨てした後に、ログファイルの圧縮も、DISKに余裕があるのであれば
「圧縮を行わない」というのも、1つの方針です。
ログの自動拡張時に、若干のパフォーマンス低下が発生しますので、せっかく大きく
なったログだから、そのまま放っておくという見方もできます。
ただ注意するのは、『上司や重役から、突然、過去のデータが欲しい』と言われる場合は
トランザクションログ管理をしっかり行っていないとそのデータを復元することはできない
ので、このような要求を拒否できるかどうかで、トランザクションログファイルの運用方針
を決めることもできます。
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(株)日本技術ソフト開発
堀川 明 (Akira Horikawa)
04月09日(金曜日) 16時49分記
mailto:who@example.ne.jp
http://www.horikawa.ne.jp/msde/
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